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【ネタバレ注意】『金メダル男』は観る人を選ぶ映画


Photo by Pixabay

ようやく観て来ました。

kinmedao.com

ちょっとしたホロリ気分を味わいながらも、知らない誰かとひとつのアルバムを眺め終わった、そんな気持ちにもなりました。
内村さんらしいといえばらしい雰囲気ではあるのですが、万人に「面白かったよ! おすすめだよ!」とは言えない映画かなとも思いました。

この映画を「どう」楽しむかで評価が分かれそう

  • 「どんな分野でもてっぺんを取りたい」気持ちだけで当たって砕けまくる主人公の諦めない心を楽しむか
  • 昭和70年代(80年代かも)〜現代までの移り変わりゆく様を、懐かしさとともに楽しむか
  • 好きなキャストの演技を堪能するか
  • 難しいことを考えずに観るか

ただ、コメディ調の強い映画なのかと思えばそうでもなかったことだけは確かです。
大笑い、というより小笑いがところどころで起きるくらいです。

私は、基本的にはニヤニヤ(?)しながら観ていましたが、主人公の「学ばなさ」具合にはどうなんだろうと感じていました。
それが主題歌のサビの歌詞「ひとり夢追って〜集まったな」に集約されているといえばそうだし、主人公の目標が行動原理のすべてを表現しているとも言えるのですが……。

てっぺんを取りたいと言っているわりに、主人公の成長が見えにくい

私の理解が足りないのか、心理描写が弱いのか、はたまた彼が子どもすぎるのか……。
「学ばなさ」具合と書いた理由がコレです。

別のてっぺんターゲットに切り替える際に、たとえば「ここで学ぶべきものは学んだ、次はこれだ!」的な、納得できる描写があればいいのですが、基本的に「居場所がなくなったから」という逃げのような理由で切り替えています。

しかもてっぺんを取れた時は、大体「運」のおかげです。運も実力の内とは言いますが、運が起き過ぎている気がします。
その運のせいで、より「なんとかなる」意識が染み付いてしまったとも言えますね。……私自身も耳が痛くなる内容だったりするのは内緒です←

てっぺん取りたいならもっと熱くなれよ! ってことです。

曲のイメージを持ったまま行くと、より混乱しそう

主題歌『君への手紙』はバラード調の曲です。


桑田佳祐 - 君への手紙 (Full Ver.)

あの曲だけを聴いていると「笑いあり、涙ありの映画なのかな?」と、なんとなくイメージが固まっていくかと思うのですが、いざ観てみるとギャップがある。

やりたいことを詰め込み過ぎた結果どっちつかずになってしまった、そんな印象も受けました。
例えばコメディとするなら、内さま映画ぐらいに振り切った感じを出して欲しかったです。

ラストの「ゴルフ」シーンはいらなかった

とってつけた感が満載だったのは気のせいでしょうか……。

写真家は、終盤で大事な場面を担当していただけあって、そんなあっさり切り替えちゃうの? という肩透かし感を食らった気分。
館内も若干ざわついてました。

桑田さんの『君への手紙』でEDはズルい演出

正直持ってかれた! って思いました。最後まで歌聴いちゃいました。

もやもやしていても、あの歌で「ほんと、この歌の通りどうしようもねえヤツだなぁ」と少し笑いが出てしまうんです。
主人公が生きてきた年代を考える意味でも、桑田さんでよかったと本当に思いました。

キャストの皆さんも素晴らしかったです

様々なことにチャレンジしていく主人公だったので、知念くんは本当に頑張っていたと思います。特に、番宣で身体のキレが素晴らしいのは実感していましたが、そういった場面は本当に気持ちよく観れました。

ほかに、木村多江さんのコケ芸も笑ってしまったくらいよかったし、ムロさんや鶴瓶師匠など濃ゆい方々もばっちり印象に残りましたし、何よりウンナンスキーとしては、南原さんが内村さんの映画に出たこともすごく嬉しかった。

内村さんの人脈の広さを改めて知ることができました。

まとめ:内村さんと同年代くらいの人が一番楽しめるかも。多分

多分、と書いたのはタイトルにもあるように、観る人を選ぶのに変わりはないだろうなーと思うからです。
私個人としては、主人公が挫折を味わうたびに、何かしらの成長をこちらが感じ取れればもう少し楽しめた、そんな映画でした。