悠々自適な日々を目指す

波音に抱かれながら眠りにつくような生活を夢見るブログ

今月読んだ本(2017年5月)

簡単に説明:
今年の目標に「一ヶ月に最低5冊は本を読む」と掲げたため、月末 or 月初にまとめています。
漫画は除く。

5月にして、ようやく5冊を達成できました!
先月まとめられなかったこともあったので、5冊以上読んでやろうと思っていたんですが、意外にばたばたしちゃって叶いませんでした^^;

結構ギリギリまで読んでいて月末まとめがかなわなかったので、説明文にさりげなく「月初」という単語を追加しましたw

宝石商リチャード氏の謎鑑定 導きのラピスラズリ

ずっと読んでる『宝石商リチャード氏の謎鑑定』シリーズの最新刊です。

前巻で気になる終わり方をしていたので、どう決着をつけるのかなと楽しみにしていました。

とりあえずは、すべて丸く収まってよかったな! と。リチャードさんの抱えていた問題も解決して、彼はますます正義くんと離れられなくなったのではと思っていますw
というか、リチャードさんはともかく、正義くんも惚れてるんじゃない……? と思わずにはいられない腐ったこの目。
なんていうか、恋愛ゲーやってて「なんでこいつらカップルな会話してて付き合ってねえんだよ……」とツッコミしちゃうような状況そのまま。

第一部完! という感じなので、ツッコミしたくなる二人の関係と、正義くんが愛してやまない谷本さんとの関係がどうなるのか気になりまくりです。

僕が恋したカフカな彼女

タイトルが気になったので手に取りました。

中学時代、女子にモテすぎる生活を送っていた深海楓は、高校生になって難攻不落と言われている架能風香を落とすため、はじめて恋文を書いた。
しかしあっさり一蹴され、あげく「私と恋人になりたければ、私の敬愛するカフカになりなさい」と告げられる。
なんとしても攻略したいという一心で、楓は小説を書き始める。そんな彼のもとに、一見不可解だらけの謎がやってくるのだった。

カフカの小説は全く読んだことがないので、随所に出てくる解説はとてもありがたく、参考になります。
謎解きについては完全におまけで、基本的に楓くんと風香ちゃんの行く末を見守る感じです。

今ってギャルゲーという言い方はしないのかもしれませんが、そういうゲームをプレイしていたらきっとこういう雰囲気なのかな、と思いながら読みました。
以前、セガサターン版『同級生if』のプレイ動画を拝見したことがあるのですが、それの主人公と性格が少し似ていましたw
変に自信家なんですけど、なんだか憎めないんですよね〜。
風香ちゃんも、ツンツンぶりが少しずつ柔らかくなっていくのが可愛らしいです。

ツバキ文具店

現在NHKでドラマをやっているということを全く知らないまま買いましたw

主人公の鳩子が、先祖代々受け継がれている「代筆屋」の仕事をしていく、というのが主な内容です。
「代筆屋」の主な仕事は、いろんな事情があって自分では書けない手紙を代わりに書くというものです。
依頼人から話を聞き、その人になりきるつもりで書き上げます。 鳩子が書いたその手紙は、文中に出てきます。送る内容・差出人によってちゃんと文字が異なっており、徹底しています。

昔は、授業中にこっそり手紙を書いて休み時間に友達に渡す、なんてことをよくやっていました。
今はきっと、LINEとかでやり取りしているんでしょうね。
メールやLINEのようなアプリは手軽で、離れた人にも簡単に送れる便利なツールだけど、手書きのメッセージなら何倍も嬉しいですよね。

ということで、せっかくなので短いメッセージを書いてみました!


……あんまりきれいな字じゃないですがさらっと流してくだされば幸いですw

主人公は鎌倉に住んでいるのですが、この鎌倉の描写がまたいいのです。少しは地図を知っているので、頭の中で私も一緒に歩いて楽しんでましたw
鎌倉はもともと好きな場所のひとつでしたが、本当に住みたくなります。

物語の随所で、厳しかった先代への複雑な想いが綴られるのですが、終盤に出てくる先代と鳩子の手紙には思わず泣きそうになってしまいました。
あれはぜひ読んで! と言わざるをえない。

明治横浜れとろ奇譚 堕落者たちと、ハリー彗星の夜

役者を志して帝都から飛び出してきた主人公・寅太郎、画家の谷、浪漫研究家の有坂は「自分のやりたいことだけをして食っていきたい。それ以外の仕事はしたくない」というニートのような者たち。
そんな彼らが、数日後に地球に接近し毒を振りまくというハリー彗星の撃退依頼をきっかけに、他の事件にも巻き込まれていく。

事件解決には、彼らの得意分野――寅太郎は大勢の観客の目がなければ完璧な演技ができる・谷は自分の目指す方向とは全く異なるが画力が抜群・有坂は研究者と誤解されるのを激しく嫌がるがそれにふさわしいほど頭脳明晰――をうまく活かしています。

でも寅太郎が主人公だからか、やっぱり一番目立っていますね。普段は若干イラッとくるほど気弱なんですが、スイッチが入るとまるで別人になるのだから大したもんです。観客の目がなければw

がっつりミステリー、という感じではないのですが、三人のキャラクターとちょいちょい出てくる巡査の水谷さん、水谷さんが惚れている西洋菓子店主の愛さんがいい味を出していて、楽しく読めました。
明治の横浜の雰囲気も、とても素晴らしい。
続刊が出ているみたいなので、こちらも読んでみようと思います。

ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~

ずっと積読状態だったんですが、ようやく続きを読みました。最終巻もちゃんと購入してあるのに……w

ようやく、ようやくかー! というところで「ええぇ……」と、ジェットコースターに乗っているような気分で読み終えました。
ある意味、最終巻が刊行されてから読んでよかったのかもしれません。

私は普段ラノベを読むことが多いので、毎回本当に勉強になります。
漫画ですが、手塚治虫の単行本が、版によって内容が異なる、というのはびっくりしました。(現代では)商業誌を単行本化するときに多少の手直しをするのは知っていましたが、一話がほぼ違う内容になることもあったとは。
ファンなら集めるの大変だ……。

お母さんとどう決着をつけるのか、最終巻が楽しみです。