小説

今月読んだ本(2017年6月)

2017年7月1日

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簡単に説明:
今年の目標に「一ヶ月に最低5冊は本を読む」と掲げたため、月末 or 月初にまとめています。
漫画は除く。

6月は4冊で、あと1冊はかないませんでした……。
1ヶ月に2桁読んでる人、ちょいちょい見かけますけどほんとすごいっす。うまくスケジュール立てればできるんだろうけどそれができない←詰んでる

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ひとしずくの星

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『星の災禍』という、周期的に発生する天災により故郷と両親を失った主人公・ラッカウス。
その後、聖都で災禍を繰り返さないための方法を学ぶ途中で、立ち入り禁止とされていた森で一人の少女と出会う。
その少女は、星の災禍の秘密と密接につながっていた。

ファンタジーものが読みたいと思って、手に取りました。
ものすごくざっくりといえば、ゲームの「FF10」や「テイルズオブシンフォニア」と系統が似ています。

途中までは丁寧な物語はこびだな、続きが気になるな、と思いながら読んでいましたが、終盤はちょっと駆け足気味なのが気になりました。
ラストはいきなり時間がぽーんと飛んで終わるので、若干置いてきぼり感を食った気持ちにも。

雰囲気は本当によかったので、だからこそもったいない作品でした。

ぼんくら陰陽師の鬼嫁 二

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今年の2月頃に読んだぼんくら陰陽師の鬼嫁の続編ですよ! 待ってましたー!

契約夫婦とはいえ、旦那さんの皇臥(こうが)さんは少なからず主人公の芹ちゃんを想ってるのがいいんですよねー!
そして相変わらず式神の玄武の双子ちゃんが可愛いのなんのって。
祈里ちゃんが芹ちゃんをなによりも優先する、ヤンデレ気味幼女? 全然構いませんとも←

今作はちょっと怖い描写が目立ちました(あくまで自分比)。
廃屋が舞台なんですが、私なら絶対足を踏み入れたくないです。山歩きしてるとたまーにありますけどね……日中でもちょっと不気味です。

そして前作は「契約感」が目立っていた夫婦でしたが、喧嘩する一幕もあったりして、ちょっと本物っぽくなってきたんじゃない…? とニヤニヤw
まさか皇臥さんがラッキースケベを期待していたとは思いませんでしたとも。もっとやれ

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妖怪アパートの幽雅な日常シリーズ(2巻まで済)

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夏目友人帳みたいな、ライトな妖怪ものは結構好きなので、手にとってみました。

13歳で両親を失い、ずっと親戚のもとで気を遣いながら暮らしてきた主人公・稲葉夕士(いなばゆうし)。
高校入学とともに親戚の家を出て寮暮らしをスタートさせるつもりが、寮の火事によりその予定は白紙と化してしまう。

途方にくれた稲葉が見つけたのは、賄いあり・共同風呂トイレありで家賃2万5千円という破格の安アパート。
しかしそこは、人間と幽霊が当たり前のように同居している「いわくつき」と言われているアパートで――。

すごく面白いです。さらさらっと楽しく読める小説。
まず、基本的に同居している人間も幽霊も「明るい」んですよね。いい意味で怖くないというか。
こっちも笑ってしまうような雰囲気をもっているんです。

そして、私のツボをぐいぐい刺激してくれるのが、稲葉くんの親友である「長谷泉貴(はせみずき)」くん。
文武両道で実家も金持ちで将来を約束されているという、稲葉くんとは正反対の彼なんですが、それがまたいいんです。
コンビものが大好きな私にはたまらない。
2巻の終盤には(腐女子ゆえ)無駄にドキドキしてしまいましたw

魅力的なキャラが多いので、「私もアパートに住みたい!」って思わせてくれる描写が散りばめられているのがポイントですね♪

Ayumu Michino

道乃歩みちのあゆむと申します。
創作と写真と一人時間をこよなく愛する人。

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