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【PR】わずか4ステップでファイル復元! EaseUS Data Recovery Wizard(Windows版)を使ってみました

2019年2月25日

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……と、このブログとはほど遠いノリから始まりましたが、レビューはいつも通りのノリで書いていきたいと思います。
でも、ファイル復元ソフトというのは興味こそあったものの使い時を逃していたので、私としてはグッドタイミングでした。

ちなみに、ご紹介するソフト「EaseUS Data Recovery Wizard」はWindows版とMac版がありますが、今回はWindows版でいきたいと思います。

Windows版

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ソフトは無料版と有料版あり

無料版・有料版の違いを公式ページより引用させていただきました。

引用元:» Win向けデータ復旧製品-EaseUS Data Recovery Wizardシリーズ
※表記の価格は2019年2月現在です。

Technical版は企業用ですね。
個人で使う場合、無料版と有料版の機能自体に差分はほぼないので、無料版でもちょっとしたファイルの復元なら十分かつ試用もたっぷりできそうです。

早速復元を試してみました

今回は、4GBのIO DATA製USBメモリー(フォーマット済み)にテスト用ファイルをいくつか突っ込んでお試ししたいと思います。

復元テストのファイルリスト

テストで使用するファイルをざっくりとご紹介。

フォルダトップです。
圧縮ファイルとか電子書籍データ(PUB形式)とか置いてみています。

個人的に、消えたらショックで立ち直れないレベルの超超超(ry 大事なファイルである、小説データが保管されているScrivener 3のデータも一つ持ってきてみました。

すみません、拡張子が切れてしまっています……拡張子も含めたファイル名は「長編『俺はエメラルドのご主人様じゃない!』.scriv」です。

ScrivenerはMac版を使っていて、ソフトがインストールされていないWindowsではフォルダとして扱われているようです。
Macでも中身を確認はできるので、ざっくりとですがこんな感じですよと。

ブログ記事の下書きファイル。すべてmdファイル(Markdown形式)です。

全テストファイルの総容量です。
122MBあります。

これらのファイルを手動で削除し、ごみ箱の中身を空にした状態で復元を開始します。

ソフト起動→復元対象のドライブスキャン→スキャン結果の確認まで

ソフトを起動するとこんな画面が表示されます。
モザイク処理をしたところは、パソコン本体のディスクが表示されています。

今回用意したテスト用のUSBメモリー(RECOVERYTES(E:))は、画像の赤枠で囲ったものです。
それを選択し、「スキャン」をクリックします。

選択したUSBメモリー内のスキャンが始まります。
スキャン時間は保存されていたファイルの総容量にもよると思いますが、今回は1分ちょいぐらいで終わりました。

スキャン結果です。左側にそれぞれ表示されているのは

  • 削除されたファイル:クイックスキャン結果
  • USBメモリー:ディープスキャン結果

となっています。

右側に表示されているファイルリストを見ると……おおっ、完璧っぽい!?

とりあえず確認していきましょう。
「削除されたファイル」からスタートです!

「ブログ記事」フォルダの中身です。
一つも欠けることなくリストアップされています。

Scrivenerのデータの中も、ここだけ見ると大丈夫ですね。
きれいさっぱり削除したのにすごいなぁ。

次に「USBメモリー」を確認。

「削除されたファイル」にはなかった、2つのフォルダが新登場です。
「Other lost files」って名前がちょっと不安を誘います。。

「System Volume Information」の中身はよくわかりませんでしたが……

「Other lost files」は連番っぽいフォルダがずらっと並んでいます。
うち「DIR166」とあるフォルダを開いてみると、rtf形式のファイルがありました。

これなら確認できそうなので、ひとまず一番上のファイルをプレビュー表示してみます。
ファイルを選び、右上にある目玉 のようなアイコンをクリックでできます。

私が執筆していた小説が表示されました。これはもしや……
下の「関連する項目」からプレビューするファイルを切り替えます。スクロールバーと、赤線の引いてある場所にご注目。

スクロールバーが長くなり、上の段にあった文章の一部は消え、下の赤線部分には「に」が加わっています。

小説なのでScrivener関連のファイル、しかも名前がタイムスタンプっぽいので、自動保存機能と関係しているファイルと思われます。*1Scrivenerは編集中のファイルを都度自動保存してくれる機能があります

ファイル自体は復元したけれど、元の場所には復元できなかったということなのかもしれません。
これがScrivenerデータ全体にどんな影響を与えるのか……結果待ち、ですね。

中身を確認し終えたので、いよいよ復元に進みます。

ファイルの復元開始→復元完了まで

削除されたファイル・USBメモリーどちらでもOKですが、今回は下記の理由によりUSBメモリーを選択します。

Scrivenerデータのサイズを比較しています。
左からそれぞれ

  1. 削除前
  2. 「削除されたファイル」Ver
  3. 「USBメモリー」Ver

となっています。
削除前のサイズに最も近いのは、3番のUSBメモリーVerですね。

USBメモリーにチェックを入れて、「リカバリー」をクリックします。

復元したい場所を選択します。
ここでは「D:\復元テストフォルダ」にします。

この画面が表示されると復元が完了します。
同時に、保存場所のフォルダが自動で表示されます。

復元したいファイルの総容量でかかる時間は変動すると思いますが、今回はまばたき2回ぐらいの時間で終わりましたw

この画面だけスクショを撮り忘れてしまったので、改めて復元作業を行い撮っています。
そのため、保存場所のフォルダ名が若干異なっていますが、中身は全く同じです。申し訳ありません。。

復元したファイル一覧とプロパティです。
ファイル数とサイズが、スキャン結果に表示されていた数値と全く一緒です。って当たり前ですね^^;

画像ファイルを開いてみました。全く問題なし。

ついでに電子書籍ファイルも。普通に開けました。

そしてScrivenerデータです。Macにコピーして、「復元テスト用.scriv」とリネームしてから開いてみました。

復元したScrivenerデータ

元のScrivenerデータ

復元したデータの方は本文がものの見事にすっからかんになってしまいました……。左に並んでいる他の小説タイトルもざっと確認しましたが同様の状態。

Macでしか開けないソフトをWindowsで復元という無茶振りではあったものの、このような特殊なファイルは定期的にバックアップを取っておいた方がよさそうですね。
あるいは、Mac用のソフトを使えばうまくいくかもしれません。

その他の便利な機能

スキャン結果は保存して、いつでも読み込める

スキャンしたものの、復元したいファイルは後で改めて吟味したい……なんて時に役立ちます。

スキャン結果画面で、左上の「戻る」をクリックします。
右上の のようなアイコンをクリックでもOKです。

「保存」をクリックして保存します。
デフォルトの保存場所は「インストールフォルダ\SaveScan」です。

スキャン結果のファイルを読み込む時は、ソフトのトップ画面の右上にある のようなアイコンをクリックします。

「復元候補」と「フィルター」で表示するファイルを絞り込める

ピンポイントで復元したいファイルがある・ファイルが大量にあって確認するのが大変だ、なんて時に使うイメージでしょうか。

「復元候補」タブをクリックで表示される画面です。

「Camera」以下に「PENTAX」と表示されているのはすごいですね。メーカーがバレてる!w
「Other」以下にはJPG・HTML・RTF・ZIP・EPUBがリストアップされています。

Markdown形式やgmap形式のファイルはないみたいですね。
抽出するなら、右上にある検索ボックスで「.md」や「.gmap」と検索するしかなさそうです。

「フィルター」をクリックするといろんな条件で表示ファイルを絞り込めます。
さらに細かい条件で絞り込みたい場合は「高度なフィルター」をクリックしてみましょう。

特に「変更時間」「ファイルサイズ」「ファイル名の頭文字」の項目が目を引きました。
検索と組み合わせれば抽出が捗りそうです。

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まとめ

復元ソフト初体験でしたが、ソフト起動→スキャン→復元したいファイル・フォルダ選択→復元の4ステップだけで削除してしまったデータが戻ってくるのは本当にすごいと思いました。
操作も簡単ですし。

定期的にバックアップを取っていたとしても、バックアップ先に指定しているHDDやクラウドサービスがどうなるかわかりません。明日突然壊れたりするかもしれないですし。

そんな瞬間を迎えてしまった時に、このような復元ソフトが手元にあるのとないのとでは安心感が全然違いますね。

Windows版でもMac版でも、気になった方はぜひお試ししてみてください。

脚注[+]

Ayumu Michino

道乃歩みちのあゆむと申します。
創作と写真と一人時間をこよなく愛する人。

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