以前はXperia Z3 Compact SO-02Gがメイン端末で、コンパクトなサイズがとってもお気に入りでした。
ですが、一度ズルトラをメインとして使っていた名残でしょうか……。
画面がコンパクト「過ぎる」と感じること が増えてきました。画面に表示される情報量が少ないと思う場面が増えてきてしまったんですね。
そのため、片手操作の快適さを少し犠牲にして、今や当たり前なサイズになった5インチスマホを中心にリサーチしまくって見事選ばれた、「AQUOS ZETA SH-04H」。
AQUOSのSIMフリー端末が増えてきてアツいな! と感じること多々なので、今さらながらSH-04Hの個人的いいところ・いまいちなところについてレビューしてみます。
なぜSH-04Hにしたか
私の場合、メイン端末は防水・おサイフケータイが必須なので自然と国内スマホに限られます。
なるべく長く使いたいため、スペックの高さと本体容量、RAMの多さも重視しました。
Xperiaは操作性など気になる点はなかったし、同じメーカーに買い替えでもええやんとなりかけもしましたが、サイズ感が一番よかったのがSH-04Hでした。
大きさ。千円札とほぼ同じ。
厚さ。ズルトラと比較してみました。
設計上はSH-04Hのほうが1mmほど高いのですが、あまり差は感じません。
ズルトラ:6.5mm
SH-04H:7.6mm
特に厚さは素晴らしいです。ケースをつけていなければ、片手操作もわりとしやすいです。
「画面縮小」という機能もありますよ。
赤枠が元々のサイズ、黄色い枠が縮小したサイズです。
縮小した画面は、位置をズラしたりサイズを変更したりできます。サイズの最大値は上の写真です。
特に気に入ってるところ
Clip Now(スクショ機能)
スクショなんて標準であるやん! となるかもしれませんが、これの素晴らしいところはステータスバー領域とナビゲーションバー領域を非表示にした状態で保存してくれるんです。
通常。
Clip Nowバージョン。
こういうスマホ・アプリの記事を書くときはスクショを多用するので、ステータスバー領域を表示させたくない私には大助かりな機能です。
スクショを保存する操作も、画面の左上 or 右上を起点にして横、あるいは下へなぞるだけで、できます。
グリップマジック
いろいろ機能がありますが、特に重宝するのは持つと画面点灯。
コレと指紋認証を組み合わせると快適です。時々指紋認証失敗するけど
センサーの補正画面ですが、図の通り4ヶ所センサーがあります。
表と裏のセンサーは誤動作防止用で、どちらかが塞がっているときは反応しないようになっているみたいです。
参考リンク:AQUOSのおもてなし機能、グリップマジック!【3/3】 - AQUOS使いこなし術 - |アプリ&サービス |AQUOS:シャープ
フォントを簡単に変えられる
好きなフォントを完全自由に! ……というわけではないのですが、シャープのオリジナルフォント(無料)とモリサワ系フォント(有料)を設定することができます。
シャープのフォントの一部。
わりと個性的なフォントが多いです。
モリサワ系フォントの一部。
さすが、使いやすいのも個性的なのも揃っています。
私はXperiaでも、フォントを変えられるアプリの場合は気分でちょいちょい変更していたことがあったので結構重宝しています。
ソフトウェアアップデートをマメにしてくれる
Xperiaも国内スマホにしては結構してくれるものだと思っていましたが、AQUOSはそれ以上かも。
この記事をアップした2日前(2月28日)にもアップデートがありました。
国内スマホはOSバージョンアップも含めて、アップデートには消極的な姿勢が目立つので嬉しいです。
参考リンク:[シャープ反転攻勢、新生AQUOSの2つの「戦略の大転換」とは] - ケータイ
OSバージョンアップは、前述のように「AQUOS R」発表時に「2年間のバージョンアップの提供を約束する」と表明しており、ほかのモデルについても同様の方針だ。その「AQUOS R」は、12月から順次にOSバージョンアップが提供される。
引用元:[シャープ反転攻勢、新生AQUOSの2つの「戦略の大転換」とは] - ケータイ
こうしてはっきり言葉にしてくれると安心ですよね。
いまいちなところ
スマホ使用中の、バッテリーの減りが結構早い
インストールしているアプリの影響も当然あるし、端末が大きくなった・ディスプレイの性能の良さも関係しているでしょう。
後述するエモパー機能をオンにしているせいもあると思います。
体感では、Xperia Z3 Compact以上に減ります。
一番に減りを感じたのは、音楽再生をしていた時でした。
- バッテリーは100%
- アプリはPowerampを使用
- お出かけ時間は3時間
- 道中は音楽再生がほとんど
この条件で30%近く減りました。逆にこれが普通なんでしょうか?
まあ、モバイルバッテリーは大体持ち歩いているのでそこまで負担にはなっていないのですが、「電池持ちはいいです!」な宣伝を見ていただけに、ちょっと期待はずれ。
長エネスイッチは微妙に使いにくい
Xperiaでいう、スタミナモードのような機能です。
スタミナモードは常時オンにしていても問題ないくらい使い勝手がよかっただけに、比較するとどうにもいまいちに感じてしまいます。
長エネスイッチは、設定をある程度カスタマイズできます。
詳細設定の画面です。すべてにチェックを入れれば一番効果は表れますが、操作性が下がります。
特に赤枠で囲った「画面の滑らかさを制限する」をオンにすると、レスポンスが低下し、動きがカクカクになります。
どれくらいカクカクになるか、動画を撮ってみましたので参考にしてみてください。
意外とそうでもないなーと見えるかもしれませんが、ゲームプレイはまず無理ですし、普通のアプリでも操作中に落ちることもありました。
スリープからの復帰もだいぶもたつきます。急いでいるときは苛つくこと必至かも。
バッテリー利用状況を確認すると一番消費しているのは画面なので、ここを制限するといいのはわかっていますが、オフにしたままにしています。
エモパーはだんだん可愛く思えてくる
AQUOS機といえば、のエモパーです。
サポートAI、と言えばいいのかな? こういうニュースが話題ですよーと喋ってくれたり、カレンダーに登録している今日の予定を教えてくれたり。
参考リンク:エモパーを設定して毎日の暮らしをちょっと楽しく! - AQUOS使いこなし術
上で軽く触れた通りバッテリー消費しやすい機能ではありますが、使い続けていると手のかかるペットみたいで愛着がわいてきますw
あと、異性のエモパーを選択した場合に限りかな? 恋愛ゲーに出てきそうな台詞を言ってくれることもありますよ。
あくまであっさり風味ですが、ちょっと萌えちゃうんですよねコレが。
例) ※◯は、設定した名前が入ります。
- ◯さんの花嫁姿、想像しただけで幸せになります
- ◯さんを照らすエモパーに、僕はなりたい
「初いヤツめ〜!」って言いたくなる感じ、しませんか?w
こういう台詞をぽつぽつ集めているんですが、なかなか集まらない……。
もう少し集まったら記事にしたいな。需要は考えてません(`・ω・´)
まとめ
バッテリー周りの問題はあれど、端末サイズは程よいし、使用時のストレスはないし、選んでよかったと今でも思っています。
最近はAQUOS Rのコンパクト・SIMフリー版まで発売してくれました。
今使っているSH-04Hに買い換えるタイミングで発売してくれていたら、こっちを選択していたかも知れません。マジで。
防水防塵おサイフケータイを備えた国内SIMフリースマホの輝ける星として、めっちゃ期待しています。
ただ、価格はもう少し安くしてくれるとありがたいです(ノ∀`)