■想定するシチュエーション
ネットで面白そうな本を見つけたが、中身を読んでから判断したい時
「あれーあの本のタイトルなんだったっけな……ええと、確か『青の』とかついてたっけな?」
こういうシチュエーション向きではありませんのであらかじめご了承くださいm(_ _)m
そもそもISBNってなんぞや
私も本関係の仕事をして初めて意識したので、簡単にまとめてみます。
ざっくり言うと、本固有のIDみたいなものです。マイナンバーに近いかな?
昔の本にはありませんが、現在出版されている本にはほぼついています。1冊=1 ISBNなので、カブりはありません。
ISBNってどこに書いてあるの?
↑のリンク先(リンク切れでした)にも説明がありますが、日本語の本なら大抵「裏表紙」にあります。
「9784〜」と始まる13桁の数字がありますよね? これがISBNです。
本当にちゃんと検索できるんかい?
そう思ったら、試しにお手元の本のISBNをブラウザの検索窓に入力してエンターを押してみてください。ちゃんとその本が引っかかりますよ♪
ISBN検索のメリットその1・ピンポイントで本を探せる
世の中には、タイトルが同じだけど著者が異なる本というものが少なからず存在します。音楽でもありますよね?
一番やっかいなのは、タイトルも著者も一緒だけどいろーんな出版社から出ているパターンです。例えば『坊っちゃん』のように有名すぎる本なんかがそうですね。
あなたが探しているのは、集英社から出ている『坊っちゃん』ですか?
それとも、講談社から出ている『坊っちゃん』ですか?
んなの知らんし! 表紙が有名イラストレーターさんの坊っちゃんやったし!
しかもタイトル『坊っちゃん』だけじゃなかった! もうちょい文字ついてた!
となったところで、情報が足りなくては後の祭り。
でも大丈夫。そう、ISBNならね。
検索機がなくとも、書店員さんがいます。
もちろんISBNのことをご存知なので、教えればすぐに検索してくれます。むしろこちらの方が探しやすいのでありがたいはず。
ISBN検索のメリットその2・数字13桁入力だけで済む
なんだかんだでタイトル入力って面倒です。
でも、タイトルがわかっているなら数字だけの方が明らかに入力が早いし楽です。
ただし、雑誌は除く(´・ω・`)
雑誌はまた別で、「ISSN」という雑誌用の数字(8桁)が使われています。
※本と同じくISBNが使われている雑誌もあります。
写真載せたかったけど、手元にありませんでした……。
例えば「ザ・テレビジョンの2016年1月号が欲しい!」となった場合、そのISSNで検索しても「ザ・テレビジョン全部」が検索されるのでピンポイント検索には向かないのです。そういう仕様なので仕方ありません。
とってもざっくりとした説明でしたが、これであなたもスムーズ検索ができるはず☆