先日、職場の方に教えていただいた図形楽譜というものが面白かったので、備忘録がてらさくっとまとめてみます。
そもそも図形楽譜ってなんぞや?
「素晴らしき図形楽譜の世界」という記事から引用させていただくと、
図形楽譜(もしくは図形譜、Graphic Notation)とは、五線譜などの定形化された記譜法を使用せず、楽曲をコード化・視覚化したものである。
つまり、ものすごーく極端に言ってしまえば、
こんな意味不明の落書きでも、製作者が「楽譜です! 楽譜なんです! ほら、実際に演奏もできるし!」と発表すれば「OK」と認められるということです。
どこから始まってどこで終わるのかもわからない
↑のリンク先を見ていただいても、あるいは「図形楽譜」で画像検索してみてもなんとなくわかるかと思うのですが、スタート、ゴール地点が全くの謎な楽譜ばかりです。
これ、本当に演奏できるのか? と素人は疑問に思うわけですが、まごうことなき楽譜なので演奏は可能とのこと。
ただ、どんな楽曲になるかは各人各様。ドレミの歌や! ってなる人もいれば、めだかの学校です、となる人もいる。
美術館で絵を鑑賞している時の感覚に近いな、と思いました。
「考えるんじゃない、感じるんだ!」まさにこの言葉ままですね。
テレビでも紹介されたようです
「マツコ&有吉の怒り新党 (2013年10月10日放送回)」で、「ジョン・ケージ」という音楽家が作曲した曲をいくつか紹介していて、その譜面が、この図形楽譜だったそうです。
この時に知っていれば番組見たんだけどなぁ。ちょい惜しかった(´・ω・`)
1957-58年作曲の「ピアノと管弦楽のためのコンサート」。
楽譜には「演奏者は複数の楽器を自由に演奏して良い」とまで記載
こんな楽譜とか、面白そうすぎるw