参考にさせていただいているなうなので、書評も何もないのですが(^^ゞ
おかげで本が付箋だらけです。
「ネット」と表記されている通り、「いかにネットで読まれるか」に焦点を置いています。コピーとありますが、ブログ執筆にも役に立つと思い購入を決意。
表紙の『ネットでは「読まない」が当たり前』は本当にその通り
自分に置き換えて考えるとまさにその通りだなと。
特に、ウェブで調べ物をする時を想像してみると、
- 検索結果のタイトルをまず確認し
- タイトルをクリックしたらざっと全容を確認し
- 「あ、求めている情報がありそう」と判断したら初めてじっくり読む
という流れを取っているんですね。これは「F字」を描いているそうです。
「調査をしている」、つまり「一刻も早く情報が欲しい」となるわけですから、当然といえば当然ですよね。
だからこそ、タイトルと見出しは特に重要
*記事タイトルで「おっ?」と興味をもたせて
*見出しで「なるほど、そういう内容なのね」となんとなく理解をさせる
もちろん内容も重要ですが、まずはユーザーの気を引かないと読んですらもらえません。
「私を! どうぞ私をよろしくお願いします!」
プラカードか何かをぶら下げながらそうアピールしているようなイメージが浮かびましたw
公式が運営しているブログや、はてなブログの「注目エントリー」にあるブログのタイトルも、まさに「おっ?」と目を留めるものが多いと思います。
「書き出し」もとても重要
小説の「出だし」がとても重要と言われるように、広告も書き出しが大事です。
さらに読者の関心を引き寄せられるような文を組み立てる必要があります。
「不安や不便を並べる(こんな悩みで困っていませんか? など)」
「選び方を示す(この中でおすすめなのは、こういったタイプのものです。など)」
他にもいろいろなパターンが紹介されていました。
記事の内容は「結論」から先に!
小論文の授業で散々言われたことが、ここで活かせるとは!w
小説もそうですが、ウェブで長い記事を読むのはそれなりに労力を使います。
「つまり何が言いたいんだ……」とやきもきしっぱなしの内容だと、そのうち「ブラウザバック(スマホのバックキーを押す、ブラウザの「←」を押す)」されてしまいます。
この本でいえば、
*この本はとっても役に立ちます!
*なぜなら、こういう理由があるからです
*お値段◯円! 電子書籍版もあります!
といった流れになるでしょうか。
本文から引用させていただくと、
(ヤコブ)ニールセン博士のユーザビリティ調査によれば、ユーザーが目を通してくれるのは3番目のパラグラフあたりまで。4番目になると急に読まれなくなるという。
とあります。「先に結論」が重要なのがよくわかりますね。
他にも役立つ内容がいっぱい
ここで書いたのは本当に一部で、しかもかなりざっくりとまとめています。
ここまで読んで「……?」となっても、本文では図や例文が必ずと言っていいほどついているので、意味を理解しやすいです。
こうしてまとめておいてなんですが、いざ実践すると本当に難しく、今のところタイトル入力に気をつけるだけで精一杯な状態ですw 絶賛勉強中の身であります。
私のような「コピー超初心者」に優しい、おすすめの一冊です!