前知識なしに観に行きました。
シェークスピアの『二人の貴公子』をベースにしたミュージカルです。
ミュージカルをたっぷり堪能できたし、素敵な歌声ばかりで耳が幸せだったし、とってもよかったです!
初めて「ミュージカルを観た」という気持ちになった
というのも、私はここ最近はSHOCKを「ミュージカル」という目では見てなかったんですね。
舞台でもない……なんだろう、いろいろ楽しめるごたまぜエンターテインメント? って余計意味がわからないですが……。
フライングもダンスも殺陣も歌も楽しめる、すごく贅沢な3時間を過ごさせてもらってます〜、な気持ちで観劇しています。
対して『ナイツ・テイル』は歌がふんだんに盛り込まれた舞台でした。セリフもメロディに乗せて言うことが多い。
一般で言う「ミュージカル」ってこういう感じなんですね。
光一さんの演技はミュージカルなものだった
だからなのか、光一さんの演技がすごいマッチしてるな! って思ったんです。
そして、今まで持っていたもやもやみたいなものが少し解消された気持ちになりました。
初めてSHOCKを観た時から、私の中に変な違和感がありました。
光一さんはオーバー気味な演技だけど周りの人はわりと自然な演技で、それがどこかアンバランスに見えていたんです。
でも、そのオーバー気味な演技が『ナイツ・テイル』にはぴったんこだったんです。違和感がなかった。
舞台なら他で少し観ているのもあって、「舞台」と「ミュージカル」の演技は違うんだなぁと改めて思った次第です。
井上さんとの息はぴったり
前知識なしで観ても、彼らが「親友」なのだと充分わかる空気感を醸し出していました。
二人でふざけ合ったりじゃれ合ったりする場面が結構あるんですが、どれも男の子みたいな、いい意味でおバカ・可愛らしくて、思わず笑ってしまいました。
「笑わせる」って結構難しいと思うんです。それもコンビで。チームワークよくないときっとできないはず。
雑誌等ではお互いがお互いを好きすぎる! な内容が結構目立っていましたが、間違いじゃなかったねってw
井上さんはさすがの貫禄ですね。主人公にふさわしいオーラをばんばん放っていて、引き込まれること多々。プリンスって言われている理由がわかった気がしました。
背もでかい!w*1劇中でもそれをネタにしてましたw
そんで光一さんは本当に歌声が多彩だなぁと。井上さんとのデュエットでは歌全体をうま〜く引き立てる役だったり、ぶつかり合ったり。
KinKiでも職人級なハモリが多いですし、むしろ安定?w
まとめ:とにかく全部よかった
後半は駆け足気味だなーと思わないこともなかったですが主演の二人もヒロインもその他の方々も、とにかくみなさんハイレベルで「ありがとうございました……」以外の感想が出てこないくらい素晴らしかったです。
特に歌をもう一度聴きたいくらいです。個人的には王女エミーリア役の音月桂さんの歌声に浸りたい気分。元宝塚の方だと知ってとっても納得しました。きれいで可憐さも秘めた歌声なんですよ〜!
そして、また井上さんと光一さんで何かしらコラボってほしいなとも思いました。
いや、絶対ありそうな気がするのは私だけでしょうか。だってあれだけ相思相愛なら……ねぇ?w
脚注