※紹介するプレイ動画には、18禁タイトルも含まれています。その年齢に達していない方はクリックしたらダメ絶対! です。よろしくお願いします。
テレビを観るより動画、特にニコニコ動画を観ている時間の方が長いくらいの「ニコ厨」な私。
作業BGM代わりにしたり、動物系ネタで癒やされたり、普通に観たりと用途はいろいろですが、視聴頻度が最も高いのが「ゲームのプレイ動画」です。
- このゲームって気になってたけど面白いのかな?
- 昔やってた! 懐かしい!
- こんなゲームがあったのか……どんな内容だろ?
観る動機としてはこんな感じです。
タイトルのPC-88・98ってなんぞや?
知ってるわい! という方は目次から動画タイトルへどうぞ。
私も世代的には「調べないと知らない」部類に入りますが、下のニコニコ大百科に書かれている内容を超ざっくりとまとめればパソコンです。
>> PC-8801とは (ピーシーハチハチマルイチとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
>> PC-98とは (ピーシーキュウハチとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
PC-98は88の上位機種という位置づけです。
どちらもスペックを見れば、今のパソコンとは大違いでびっくりされるかも知れませんね。
画像検索をすればごっついデザインばかりでさらにびっくりされるでしょう。
しかし、この頃からすでに「PCゲーム」というものはあったのです。
規制も今よりゆるい頃なので、今では考えられないゲームも多数存在していたようで。
だからこそ面白いものがあるのだ(`・ω・´)
面白かったゲームタイトルリスト
18禁タイトル=いわゆるえろなわけですが、メインはあくまでストーリーなので、大きな期待をすると痛い目を見ますw
怨霊戦記(この動画では全17パート)
タイトルからして、苦手なホラーものかしら……とびくびくしながら視聴をはじめましたが、ホラーというよりはゴーストバスター系シナリオでした。
ちょっと怖い画面も出てきますが、私が大丈夫だったので大丈夫ですw
ある日突然霊能力を手に入れた主人公が、住んでいる町で次々と起こる怪奇事件に立ち向かい、解決していく話です。
最初からでっかい事件が起こるわけではないんです。事件の原因である怨霊も、序盤こそ目立った行動はない。
しかし、殺人事件が起こってから徐々に町全体の雰囲気がおかしくなり、住人も奇怪な言動が目立つようになっていく……。
終盤はちょっと失速感がありますが、主人公が追い詰められていくハラハラ感、中盤の盛り上がりっぷり、その後の絶望感と、プレイヤーを飽きさせない展開にガッツリやられました。
プレイされている方がサクサクプレイされているおかげもすごくあると思いますがw
EVE burst error(この動画では全30パート) ※18禁注意
>> 【PC98】EVE burst error プレイ動画 by おれえもん - ニコニコ動画
主人公が二人(天城小次郎・法条まりな)おり、それぞれを交互に操作してシナリオを進めていく「マルチサイトシステム」を採用しています。
■小次郎編
売れない私立探偵天城小次郎。彼が引き受けた依頼は、紛失した絵画の捜索だった。
「見つけても、居所を教えるだけで、何もするな」……高額の報酬、秘密の多い依頼人、謎だらけの仕事。
背に腹は代えられない小次郎は渋々依頼を引き受け、捜査の末に絵画を見つけ出す。
しかしそれはほんの始まりに過ぎなかった―― 小次郎が探偵として依頼を達成したその日の夜、殺人事件が起こり、小次郎は巨大な陰謀劇に巻き込まれていくことになる。■まりな編
国家機関のエージェント法条まりな。 彼女に与えられた任務は、エルディア共和国大使、御堂の一人娘である御堂真弥子の護衛だった。
外国人学校に通う真弥子の専従講師として、彼女を守るまりな。 幾つかのピンチを乗り越え、まりなは真弥子の閉ざされた心を開いていく。
しかし加速度的に真弥子に対する攻撃が激しくなっていき、彼女に隠された謎が明かされる。 それは、血塗られた陰謀の、ほんの一端でしかなかったのだ……。
あらすじを見るとストーリーがバラバラに思えるのですが、やがて交差し、エンディングへと向かっていきます。
その鍵は、まりな編に登場する「御堂真弥子」が握っています。
私がPC88・98ゲームに興味をもったきっかけのタイトルです。
これはもう、エロに抵抗がなければぜひ観ていただきたいです。
本当に面白かった。そして衝撃が半端なかった。全シナリオ終えた後は泣きそうになった。
推理ものとして見るとツッコミどころがあったり、終盤の方では現実味のない展開にもなってきたりするのですが、それを差し引いてもシナリオにぐいぐい引き込まれます。
リメイクやら続編やらいろいろと発売されていますが、続編はあまり評判がよくないので、リメイク版をそのうちやってみようと思っています。
Vitaでちょうど発売もされているみたいですし。
携帯ゲーム機ならあやしい雰囲気が仮にあってもバレにくい!w
そういうシーンほしいよ! って方はPC版も11月に発売するそうなので要チェックや!
狂った果実(この動画では全6パート) ※18禁注意
主人公は、大学の恩師である月島教授宅のガーデンパーティーに出席した際、教授の三女と次女に出会う。
三女に懐かれた主人公は彼女の家庭教師を依頼されるが、次女に目をつけられ、部屋へ連れ込まれてしまう。
月島家の内情を語り、さらに誘惑しようとしてくる彼女だったが、2階バルコニーでもたれかかった手すりが突然外れ、バランスを崩して階下のパーティー会場に転落した。
彼女は即死だった。
なぜなら、燭台が腹を貫通していたからであった……。
グロ表現もあります。ホラーと同じくらい苦手なんですが、それ以上に話が気になって仕方なくなってしまったゲームでした。
動画コメントの雰囲気から「あ、次やばい画面来るかも……」って予感がした時は、こうやって観てましたw
映像画面? だけはスクロールして隠し、テキスト部分だけ読めるようにしましたの図。
冒頭でいきなり人が死にますが、その後もガンガン死んでいきます。この死亡シーンが結構きます。
事故なのか、それとも……。
ラストでは、震えること間違いなし。ある意味ホラーより怖い。
殺しのドレス3(この動画では全13パート) ※18禁注意
>> 【PC98】 殺しのドレス3 Part.1 by 摩諭吉羅帝 R-18/動画 - ニコニコ動画
3とありますが、前作とのつながりは特にないようです。
主人公である刑事「真柴 悟」を操作し、殺人事件を捜査していく推理ものです。
最初は一人で捜査していますが、途中から事件の被害者の恋人だった「槇村 千尋」がパートナーになります。
サスペンスドラマが好きなら、絶対に楽しめる作品です。
捜査を進めるうちに、被害者と関係のある人間が次々登場するのですが、みんな何かしらの事情を抱えていて、誰も彼もが怪しく見えてくるのでラストまで目が離せませんでした。
さらに、この事件の前に主人公が担当していた通称「彼女」事件ネタも、随所で差し込まれます。
これも無関係に思えて、実は……?
この時代の特徴だった、コマンド総当りでフラグを立てられる形式なので、推理を間違えたらゲームオーバー、なんて展開はありません。
そういう意味でのハラハラ感はありませんが、代わりに真犯人に近づけているようで近づけないもどかしさを覚えながら続きが気になって仕方なくなります。
まとめと惜しかったゲーム
■ミスティ・ブルー(この動画では全5パート)
>> ミスティーブルー 01 by toyomaru - ニコニコ動画
恋愛要素とサスペンス要素を兼ね備えたゲームです。
バンドでプロデビューを控えていた主人公が殺人事件の容疑者とされてしまい、無実を証明するため謎を解いていく、というのが主な流れです。
要所要所で男女問わず好感度メーターが出現し、これの高低具合でストーリー展開が変わるそうです。
女の子については複数人出てきますが、なんと全員と肉体関係を持てるとか。
どっかのペルソナ4かな?
EDも3種類? あるそうです。この動画では2種類見ることができます。
2つの要素を合わせたらどっちつかずになっちゃった、という印象でした。
音楽がどれも聴き応えあり、グラフィックがとても綺麗、ムービーの多さ(今風に例えるならGIFアニメみたいな感じではありますが、それでもすごい)、心理描写の深さ、惹かれる部分は多々あったんですが……惜しい。
と、こんな惜しいものもあったりしましたが、基本的に今でも十分遊べそうなゲームばかりです。
狂った果実は……ちょっと無理かも知れないけどw
別に狙ったわけではないんですが、18禁が多くなってしまいました。
「お、これ面白そうだな」って思ったものがだいたい18禁タイトルだった、という感じでw
そういえば、気になったけどプレイ動画が見つからなかったゲームがあります。
「ムーンミスト Moon Mist ~白き貴婦人の謎~」というタイトルです。
>> [PC98]MOON MIST ムーンミスト 〜白き貴婦人の謎〜をプレイしてみた! れとろゲーム懐古録/ウェブリブログ
幽霊が出てくるらしいので怖いのかな……? と若干不安になりますが、面白そうな雰囲気がするんですよね~。