小説

今月読んだ本(2018年7月)

2018年8月15日

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簡単に説明:
「一ヶ月に最低3冊は本を読む」という目標を掲げているため、月末 or 月初にまとめています。
漫画は除く。

前月から引き続き、青空文庫でシャーロック・ホームズシリーズを読んでいます。
そろそろ長編に挑戦したいなと思っていたり。

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唇のねじれた男

前月から読んでいるシャーロック・ホームズシリーズの作品です。
短編集『シャーロック・ホームズの冒険』に収録されているようです。

以下のサイトを参考にして読んでいます。

「夫が二日も家を出たまま帰ってこない(から連れ戻してほしい)」と相談に来たワトソンの妻の友人のために訪れた阿片窟*1夫は薬物中毒者で、ワトソンは主治医らしいで、なぜかホームズとばったり出会います。話を聞けば、彼はある捜査の手がかりを求めてそこに訪れていたようでした。

旦那さんを見つけて、そのまま馬車で一緒に家まで送り届けるつもりでいたはずなのに、ホームズと出会って「一緒に来てくれ! なに、彼は馬車で送れば大丈夫さ」なんてことを言われた途端、そのとおりにしてしまうワトソンに笑いましたw
まあ、親友がそう言ったら従っちゃいますよねー。

そんなホームズが追っていた事件、最後まで読み進めて「な、なるほど……!」と思わず声に出してしまいました。
推理ものを読む時は推理を全くせず、普通に楽しむ? タイプなのでこんな反応が多いですw

そして、女性のカンってすごいんだなぁとしみじみ。
「ある捜査」というのがこの女性の夫絡みで、ある事件に巻き込まれて死亡したと警察は判断したけれど女性は「死んでいるはずがない!」と主張していて、果たして本当なのかどうかをホームズが調べていた、という流れだったんです。

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言葉屋5 いろは暗号歌

あーもーなんてむずむず胸キュンするんじゃあああ!

……以上、読破後最初の感想でしたw

今回は一冊まるまる使ってのお話でした。いつもは3話くらいの短編で構成されています。

言葉屋に言箱を狙った泥棒が入った! というニュースから始まります。
防犯をしっかりしよう、と気をつけていたのもむなしく、主人公の詠子ちゃんの同級生で同業者でもある語くんの家に泥棒が入ってしまいます。しかし、現場に泥棒が落としたらしい暗号の書かれた紙切れを見つけ、それを解読するために図書館に集まることになります。
その「解読チーム」には詠子ちゃんの友人であるしぃちゃん、部活の練習で顔を出せない須崎くんに代わってやってきた伊織くんの姿もありました。(もちろん言葉屋の仕事については伏せている)

そう、伊織くんが来たということは三角関係が成り立つわけですよ。
語くん→詠子ちゃん→伊織くん ですよ。暗号文が気になるかたわら、こちらも気になって仕方なかったです。

語くんは詠子ちゃんに告白はしているんですが、最初は「同業者同士、結婚したほうが何かと得でしょ?」的意識だったんですね。言葉屋の仕事に真剣に取り組んでいるからこその考えだとも言えます。
でも、最近になって本当の意味で好きになってきているっぽいんですよね。この巻で、詠子ちゃんが好きな人をおそらく見抜いた彼は(おそらく)何度か「お前の好きな人って……」と尋ねようとしてやめていますし。

そして、私も前巻から気になっていた心配事について、最後の最後で詠子ちゃんが伊織くんに質問してくれました。
見事不安をぽっきり折ってくれたので「よかった、鬱はなかったんや……」と安心していたら、安心どころか吹き飛ばしてくれるほどの出来事があったので上の「胸キュンするんじゃあああ!」になったのです。
あ、付き合うことになったとかそういうわけじゃないんですけどねw

しかし、ほんっとみんな大人ですよ……私より全然大人です。
このペースで成長していったら、大人になっている頃には超ハイスペ人間になっているんじゃあ……。

脚注[+]

Ayumu Michino

道乃歩みちのあゆむと申します。
創作と写真と一人時間をこよなく愛する人。

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