恋愛ものを書いている時、あるいはプロットを練っている時。
音楽を聴いて、世界観のパワーをお借りしたり、うっかり気持ちがダイブしたり……なんて経験は少なくないかと思います。
そこで、手持ちの中から、
ラブラブを作りたい!
片思いなどで切ない状況を作りたい!
そんな要望を叶えてくれそうな曲を集めてみました。
※独断と偏見でできておりますのでご了承ください。
ラブラブで両思いな状態の時
愛のかたまり(KinKi Kids)
相手のことが好きすぎる! な歌詞が散りばめられていて、あつぅいラブラブものを書く時は本当におすすめです。
メロディはちょっとしんみりしているかも知れませんが、そこはバラード得意なKinKiなので仕方ありませんw
このシングルのカップリング曲です。
My Destiny(カノン)
アニメ『エンジェル・ハート』のED曲です。
「好きすぎて苦しい」「想いが溢れすぎてどうしようもない」状態にふさわしすぎる曲だと思います。
『愛のかたまり』に比べて切なさ度が上回る感じですね。
あなたへ(カノン)
もういっちょカノンさんから。
結ばれた直後、あるいは結婚式に相応しいような優しい曲です。
これを聞くと、私は真っ白なシーツにくるまって幸せそうに微笑む二人の図がいつも浮かびます。
Prisoner Of Love(宇多田ヒカル)
ずっと裏切られてばかりの人生……そんな時、あなたに出逢えて私は救われたの!(イメージ)
そんな背景を持ちそうな二人におすすめです。
守ってあげたい(松任谷由実)
もうストレートな内容ですね。
「何があっても、あなたは私が守る!」な気持ちが終始溢れています。
「あなたに一生を誓う」とか「あなたは私のすべてです」みたいなくっさい台詞が合いそう←
主従のような、絶対的信頼で成り立つ関係を書く時でも合うかな? と思います。
FOREVER IN MY HEART(Kirsten Steinhauer)
アニメ『CITY HUNTER』の挿入歌です。
歌詞はすべて英語です。
翻訳されたものを見るとリョウちゃんから香へ向けた内容と思われますが、そんな感じで「自分にはあなただけ」という気持ちが込められているのでぴったりかな、と。
メロディもすごく綺麗です。*1翻訳サイトが現在見つからないです?
Darlin'(GRANRODEO)
初めて聴いた時から甘いなーどことなくえろすも感じるなーと思っていました。
「昨日よりも欲しがって」とかストレートじゃないですか!←
ワールドイズマイン(ボカロ曲)
こんなに「私お姫様」ぶりを表現した歌詞は知りません。
思いっきりわがままなんだけど、どこか憎めないなぁとも感じてしまう。
これの「王子様視点」である『アナザー:ワールドイズマイン』もセットで聴くとなおよしです。
片思い状態だったり、想い合っているのに気づかない状態だったり
やさしいキスをして(DREAMS COME TRUE)
狂気すら感じる、重い片思い曲です。
一歩、足を先に進めたらヤンデレ化しそうな、崖っぷちに立っていそうな心境に、無意識にいるかも知れません。
Time After Time 〜花舞う街で〜(倉木麻衣)
片思い相手をなかなか忘れられない、でもうじうじしているだけではなく、どこかいい思い出だったとも思っている。
メロディも合わせると、後ろ向きな自分と前向きでいたい主人公が同居しているような感じがします。
春になると聴きたくなる曲でもあります。
アゲハ蝶(ポルノグラフィティ)
昔は二次創作界隈の定番曲として名を馳せていた名曲ですね! ご存知の方はご存知かも知れませんが、一応リストアップ。
改めて歌詞を見てみると、片思い系ですね。
報われないと知りながらも想いを捨てられない、ほんの少しでもいいから自分のことを想って欲しいという主人公の懇願が伺えます。
Supernova(V6)
一夜だけでいいからと願った、身体だけの関係。
でもそう思っているのは自分だけ? 相手も、もしかしたら恋人同士になりたいと望んでいる? いや、でも……。
そんなせめぎ合いを感じます。ストレートな歌詞にどきどきです。
Flavor Of Life(宇多田ヒカル)
時々、上で紹介した『Prisoner Of Love』と曲名がごっちゃになります。
私は通常VerよりバラードVerの方が好きです。
両片思いなもどかしい状態を書く時にぴったりです。
眩暈(鬼束ちひろ)
シリアスな話を書いている時はお世話になりやすい鬼束さんです。
相手から想われていると知りながら、必死に気づかないふりを続けているという感じですね。
でも心はどんどん相手に傾いている。だからこれ以上は近づかないで、やめて! だって自分は……と、どんどん妄想が広がりそうです。
風に揺れるTomorrow(TUBE)
遠距離恋愛中なのかなと最初は思いましたが、想い人はすでにこの世にいないのだと解釈しました。
でもずっとその人を想い続けていて、これからもその気持ちは変わらない。
切なくなるほどに一途なのが伝わってきます。
穏やかなメロディが、悲しみ一辺倒ではないことを教えてくれます。
まとめ
なるべく癖の少なそうな曲を選んでみました。図らずも有名な曲が中心となったので、そういう意味でもよかったなと思います。
歌詞って本当に面白いし、言葉を意識しながら聴くとより世界に入り込めちゃいます。
人によって解釈が分かれるのも、また楽しい。
いつも創作の手助けになってくれる音楽には、足向けて寝られません。
脚注