今月読んだ本(2018年8月)

今月読んだ本(2018年8月)

簡単に説明:
「一ヶ月に最低3冊は本を読む」という目標を掲げているため、月末 or 月初にまとめています。
漫画は除く。

8月はシャーロック・ホームズシリーズ読めませんでした。。

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宝石商リチャード氏の謎鑑定 紅宝石の女王と裏切りの海

前巻で第一部完! だったので続きが出るまで最低1年ぐらいはかかるのかな? と思っていたらもう刊行されたのでびっくりしました。
今作はオムニバス形式ではなく、一冊まるまる一話形式でした。そして「宝石商」らしい場面はまあ、少なめかな〜な印象。

前巻のラストで「宝石商見習い」となった主人公の正義は、スリランカのシャウルさん宅で一人宝石の勉強に励んでいました。
リチャードは相変わらず銀座の店で働いていて、開始早々二人が離れ離れです。

基本「自主勉強」なために、時間を持て余しているような感覚になったり、無駄に焦りを感じてしまったりと若干不安定な気持ちで毎日を過ごしている彼のもとに、リチャードのいとこであるジェフリーから「リチャードを助けてほしい」というメールが届くのでした*1

今作はハイジュエリー*2ショーが行われる豪華客船内で、ショー開催中にジュエリーを盗んだとされた正義が無罪を証明するために船内を駆け回る、といった内容が主でした。軽い推理ものという感じですね。
このシリーズに関しては、個人的にはオムニバス形式で宝石についてのあれこれも知れつつ、な構成のほうが好きなのですが、主役の二人が離れ離れな状態では難しいのかな。

この豪華客船内で正義とリチャードは再会するのですが、なんていうか「遠距離恋愛中ですか?」と言いたくなりました。
確かに正義はずっと一人きりで、「心細いけどリチャードに安易に頼ってはいけない……」と天秤がぐらぐらしているような精神状態だったけど、それでも……甘くないかい?w

ちなみに、無罪を証明する過程で昔リチャードのもとで働いていた男性・ヴィンスと出会い、さらにラスト付近でリチャードと彼の元婚約者の生徒だったという女性までもが登場しました。
女性が出てきたあと

「……どうやら私は、もうしばらくあなたにご迷惑をおかけするようです」
(p.249より引用)

と正義に漏らすところが好きです。リチャードもだいぶ変わったよなーと感じます。

「リチャードの婚約が破棄になった」あたりの過去を掘り下げるのが、第二章の主軸となりそうです。

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ぼんくら陰陽師の鬼嫁 四

いつもしっかり者の芹ちゃん、弱い一面がポロリするの巻。

出張からの帰路中にトラブルに見舞われ、急遽近くの宿に泊まることになった仮夫婦+弟子一行。
その宿で昔北御門家の弟子だったという女性・薙さんと、弟で霊能力者の影臣に出会います。
さらに芹ちゃんが子どもの霊に取り憑かれてしまい……。

男女関係なく、普段強い子がふとした拍子に弱い部分をチラ見せると大変萌える私でございます。
今回は(取り憑かれた子どもの霊の影響もありますが)亡くなってしまった親が恋しい、寂しいと泣いてしまったり、北御門家の元弟子である薙さんが義母である史緒佳さんにとっても可愛がられていたと知って嫉妬したり……でも、これらは芹ちゃんが普段胸の奥底に押し込めている感情なんですよね。

史緒佳さんは芹ちゃんを嫁だとは認めておらず、事あるごとに地味だけどそこそこ効果のある嫌がらせ(目覚ましの時間をずらすとか)をするんですが、完全な敵ではないんですね。憎めないお方というか。
北御門家の一員としてしっかりしなされ! と作法を教えてくれたり、身だしなみをチェックしてくれたりしますから。今作も化粧をしたことがないという芹ちゃんの顔を整えてくれました。
親がいない芹ちゃんにとっては、そりゃあ史緒佳さん好きになるよなぁって。

「仮夫婦」の言葉も、すこしず〜つ似合わなくなってきてるかな? とにまにま。旦那さんは完全に芹ちゃんを好きですが、芹ちゃん側はまだ時間が必要かな。無自覚な自覚症状はあるんですけどねw
旦那が下心をこぼすたびに玄武の式である祈里ちゃんにブロックされている図は毎回笑いますw

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脚注   [ + ]

1. のちに、このメールはジェフリー本人から送られたものではないことが判明する
2. ティファニーなど、いくら背伸びをしても手が届かないような値段のつけられているジュエリーのこと、と解釈
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