小説

今月読んだ本と買ってよかった本(2017年3月)

2017年3月31日

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簡単に説明:
今年の目標に「一ヶ月に最低5冊は本を読む」と掲げたため、月末にまとめています。
漫画は除く。

今月は先月の3冊より1冊多く読めましたぜ!
……もう「素敵な本に出会えることが奇跡なんだから5冊にこだわる必要ないよね」って思うようにしようかな←逃避

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言葉屋シリーズ(1〜2巻)

児童書のようですが、大人でも全然楽しめる本です。

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2巻まで読みました。3巻は2017年3月現在、電子書籍化待ちです。

主人公の「古都村詠子(ことむらえいこ)」ちゃんが、とあるきっかけでおばあちゃんが営んでいる「言葉屋」という仕事の秘密を知り、弟子入りすることに。
修行を通して、言葉でものを伝えることの大切さや難しさを知っていきます。

まず主人公が小学5年生である(作中に6年生になる)ということに驚きです。
詠子ちゃんを囲む環境のおかげもあるでしょうが、自分で物事をしっかり考えられる女の子です。*1ときに考えすぎてしまい、その考えに振り回されることもある
ついその当時の自分と比較して、軽くへこんでしまったりw

そして詠子ちゃんと同じく、私も言葉を扱うことについてすごく考えさせられます。

「言葉屋」の仕事は、たとえば「あの人にこういう言葉を伝えたい」と願っているのに勇気が出ない時、背中を押してくれる役目を担ってくれます。

でも、背中を押せばいいという場面ばかりではありません。その辺の見極めも、仕事をするうえでは必須です。
現実でも、そういう場面ってあるよなぁ……なんて考えたり。

詠子ちゃんがどう成長していくのか楽しみです。

座敷わらしとシェアハウス ―冬来たりなば―

先月読んだ、座敷わらしとシェアハウスの続刊です。

前巻で、小柴のカンタに乗り移れるようになり、家の外にも出られるようになった座敷わらしの暁星(あきほし)ですが、この巻では霊力不足になり、記憶喪失&子供の姿になってしまいます。

暁星を元通りにしようとする主人公の佳乃は、その過程で暁星の過去を知ることになります。

座敷わらしの過去が判明、大学受験が一応の収束、佳乃を想うイケメン登場と結構盛りだくさんな内容になっています。
個人的には、イケメン登場により幼なじみの俊之くんが揺れ始めて、若干の三角関係になっているのが気になりますね〜。

めでたし、めでたし、な感じで本編は終わっているのですが、高校卒業後の主人公たちも覗いてみたい気がします。

水光舎四季

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「水光舎」という特別な力を持った生徒だけが集まる学び舎での短編を4つ集めた小説です。
特殊な力とは、「植物の言葉がわかる」「動物の気持ちがわかる」「描いた絵に魂を込められる」など、超能力のような力のことです。

主人公は皆違うのですが、それぞれ中学生〜高校生という多感な時期なためか、どれも懐かしさを思わせる、ちょっと切ない物語ばかりです。
水光舎自体の雰囲気も、まるでおとぎ話の世界のようでとにかく「優しい」んですね。

水光舎はずっと通えるわけではなく、数年後には卒業しないといけないんですが、箱庭とわかっていてもずっといたくなってしまいそう。

お気に入りなのは、2話目の「サマー・スクール」かな。
恋をした女の子の強さをこれでもか、というくらい味わえたお話でした。
次点で4話目の「ウインター・スクール」です。
展開は読めていたけど、結構ハラハラしました。

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買ってよかった本:売れる! 楽しい! 「手書きPOP」のつくり方

カバーに「初心者でも、文字・イラストが苦手でも、「できた! 売れた! 楽しい!」に変わるPOP作成術」とあり、気になって手に取ったのがきっかけです。

特にイラストのページはためになりました! 見ながらチャレンジしてみたら、本当にかわいい絵になりましたもん。

こんな感じです。バランスが悪いですが、この程度なら、苦手な私でもなんとかなります。

同人誌のイベント時のPOP作成に役立ちそうです!

脚注[+]

Ayumu Michino

道乃歩みちのあゆむと申します。
創作と写真と一人時間をこよなく愛する人。

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